美しい映画だったなぁ〜。
モッくんの横顔、
一点を見つめて止まってる。
からの、布団を片付け始めて
映画が始まる。
何度も登場する廊下。
色んな人が行き交ったり、
行き交わなかったり。
とにかくカメラの位置が低い。
最初と最後に出てくる
猫の目線なのかなー。
藤子不二雄の2人はピッタリだったなぁ。
かっこいいわけでは無く、
素朴で、目がキラッキラ。
あんなにキラキラする目を持った
普通っぽい人他にいないよ。
つげ義春とのエピソードもドキッとした。
面と向かって言ってるシーンは見せず、
声だけで、
わざわざ自分の傷を見せる事は
ないんじゃ無いかい?
テラさんは本当に良い人だ。
土手の風景。近所の坂道。出版社。
そしてアパート。
本当に素晴らしかったな〜。
クドカンがラジオで
青春とは、誰かに憧れてそれを目指して、
そして挫折する。その挫折までが青春。
て言ってて、
トキワ荘の青春が描くのは、
全くその通りで
青春の終わりまでを描いていた。
そして終わりはひっそりしていた。