ドラマ版を視聴する機会に恵まれ、比較の為に3度目の鑑賞。
ダイナミックさはドラマ版が勝ると感じたが、私は映画版の方が好きだ。
より当麻の魅力が引き出されているように感じる。
医師としてのプロフェッショナリズムと、それ以外の少しお茶目な素顔のバランスがなんともいい感じ。
慣習だから諦めるの？
医師になることより、医師であり続けるほうが難しい。
などなど、心に突き刺さるセリフの数々。
堤さん演じる当麻が発することで、より説得力のあるものとして伝わってくる。
手術シーンの手捌きも見事。
メーキングによると、器具の使い方とか糸結びとか、相当練習したとのこと。
堤さんが本物の医者にしか見えないし、めちゃめちゃカッコいい。
また、夏川結衣や余貴美子など他のキャストの演技も素晴らしい。
映像が全体的に暗めで淡々と進むが、見終わった後は心に響いてくるものがある作品。
