『ゴジラvsコング』に向けた予習のために、ネトフリで鑑賞。
昭和ゴジラシリーズの3作目にあたる作品なんですが、パニック映画の要素が強かった初代とは打って変わってエンタメに全振りしてるかのような印象を受けました。
本作は一言で言うならば、東宝が手がけた昭和版『ゴジラvsコング』だったんですが、ただキングコングを出すってだけではなく、例えばヒロインを拉致して国会議事堂をよじ登る場面があったりなど、本作において『キングコング』をオマージュしている場面がかなり多かったです。
また、個人的にはキングコングとのバトル中にゴジラが腕をパタパタさせるのが観ていて面白かったですし、この他にも中盤に登場したタコが、とにかくゴジラとキングコングに勝るとも劣らないくらい、インパクトが強烈でした。
この映画が公開された当時、双方のファンも2体の怪獣が戦うと聞いて、大興奮しながら観ていたと思うんですが、この約60年後にハリウッドによって再びこの2体の怪獣の激闘が描かれることになると思うと、ちょっとそれだけで感慨深い気持ちになります。
