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わが恋は終りぬ
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『わが恋は終りぬ』に投稿された感想・評価

『わが恋は終りぬ』(Song Without End)は、フランツ・リストを描いた1960年の伝記映画である。リストはダーク・ボガードが演じるが、長髪で有名だったはずのリストが、本作では短髪でプレスリーのようと称されており、リストに風貌を似せてはいない。相手役はリストの最初のパートナーのマリー・ダグーには、ジュヌヴィエーヴ・パージュが、後にリストと相思相愛になるカロライン・ヴィトゲンシュタイン公妃には、高貴で美しいキャプシーヌが演じる。

本作でリストとカロラインの最強の味方であるのが、ロシア皇帝(ニコライ1世)の妹のマリア・パヴロヴナ(ワイマール大公妃、演マルティタ・ハント)。史実でも彼女は1842年にリストをワイマールの宮廷楽長に任命しまし、絶大なバックアップ。ニコライ1世の無礼な態度に演奏を中止するリストの逸話は本作でも登場。映画では、皇帝とカロラインの夫が、最終盤にローマでカロラインが離婚するのを妨害し、かつ全財産を奪おうとするように動くシーンがあるが、史実では、カロラインがロシアを離れた時点でロシアに残した財産は夫に残ることになる。カロラインの離婚の妨害に動いたのはカロラインの娘の嫁ぎ先であり、夫と皇帝は関係ない(ニコライ1世は既に死亡)。短い映画では複雑な事情は描ききれないので注意を要する。

本作ではワグナーは登場するが、その妻となるリストの娘コジマ(ワグナー)は登場しない。また、リストの他の子供たちやカロラインの子供も登場しない。リストが主人公の他の映画に、『フランツ・リスト/愛の夢』(1971年)があるが、こちらはカロラインのロシアからの脱出がスリリングに描かれているなど、リストの生涯を追うにはお勧め。ケン・ラッセル監督の『リストマニア』(1975年)は、史実を無視と解説されがちであるが、おおむねリストの生涯をたどっており、コジマとリストの複雑な関係も描かれている。ケン・ラッセル監督の「マーラー」にもコジマ・ワグナーは登場し、反ユダヤであり、ヨーロッパの音楽史を支配した「最恐の女王」として描かれている。
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【フィルム・ノワール、勝手にベスト50】ギルダ。
Mana
3.5
楽聖ショパンと同じ監督のリストの映画。
どこがとは言えないけど、なんとなくリストの顔がイメージと違う。

リストとマリー・ダグー伯爵夫人はショパンとサンドほど有名じゃない気もするけど、どうなんだろう。
舞台が豪華で、音楽シーンも充実しているのが良い。

マリー・ダグー伯爵夫人と駆け落ちまでしたのに心変わりをするのはひどいと思うけど、犠牲を払ったことをいつまでも言われると気分がふさぐのは分かる。でも、ダグー伯爵夫人の方が払った犠牲が大きいのも事実だから、彼女の気持ちも分かる。
そして、その後付き合ったカロリーヌ大公妃とも、彼女が夫と離婚するために財産を手放すなど、結局同じようなことになってしまってる気がする。