久々のBLではないゲイ映画。社長御曹司とその会社の工場労働者との恋。格差恋愛。御曹司がその孤児である若者に恋をして、彼が工場のほかの従業員に対する仕打ちに腹を立て、職場をやめた後に夜の世界で働くようになったのを、御曹司は彼に付きまとい、嫌がられているにもかかわらず熱い狂気じみた情熱をもってとうとうカップルになるのだが、彼には親が進める結婚話がありどうしても結婚するしかなくなる。親は息子がゲイだと知りながらもそれはそれとして結婚すればよいのだという態度。こういうゲイだと知りながらも無視して親の希望をかなえることを迫ってくる感じはアジアっぽい。欧米だったらゲイであることそのものを矯正しようとしてくるけど、アジアはそれは見ないふりするからちゃんと親の要望をきけよ、という感じ。
