ゆみな

後悔なんてしないのゆみなのレビュー・感想・評価

後悔なんてしない(2006年製作の映画)
3.2
イソン・ヒイル監督って、韓国で初めて同性愛者であることをカミングアウトした映画監督なんだって。
私はゲイ映画好きなので、この映画の存在も知ってたんだけども、なんとなく食指が動かなくて今まで未見だったんですよね。でもさ、今頃キム・ナムギルにハマっちゃってさ。更にゲイ役なんだから観るしかないじゃんね。もう、可愛くて可愛くてキュンきましたよ!めんどくさくてずるくて、でも可愛いんだからどうしようもない!キュン死!

なんかさ、しつこいくらい言うけどジェミン(キム・ナムギル)マジで可愛くない?だって、一方的な一目惚れからストーカーちっくに追いかけ続けて、自分のものにならないと泣いちゃうとかどこのお坊っちゃんだよっても思いました(確かにお金持ちな役だったけど)。
更に私がビックリしたのはさぁ、結局ジェミンって攻だったのにさぁ、まずは受に転じたとこにどうしても手に入れたいっていう愛の強さを感じちゃったんですよね。なのに、結構アッサリ母親の命令に従おうとしたので、それはないわぁ…ってガックリ。まあ、そうしないと話が盛り上がらないし仕方ないんだろうけどね。

好きだったのはベッドシーン(まあそこも好きですけど)とかよりも、ラストの穴の中の2人のシーン。寝転んで見上げた空から雪が舞ってくるあのシーンは、死んでも生きても幸せだろうなぁ…って勝手に思ってしまった。ここ観て内容ぜんぜん違うけど「ヒットマンズ・レクイエム」思い出しちゃったんだよね。あっちは絶対生きる…って感じだったけどさ。

まあ、とにかく可愛いナムギルが観れただけで大満足。観てよかった。
ゆみな

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