『Москва Слезам Не Верит』
モスクワを舞台に田舎からでてきた3人の女性を中心に進んで行く物語。
苦難を乗り越えた先に開けた世界。
頑張っている人はいつか報われるというようなコトを感じた人間ドラマ。
派手さや劇的な何かがあるわけではないですが、仲間たちと過ごすピクニックのシーンや庭先で歌う女性3人のシーンなど、アコースティックな音楽にのせて日常の中でのちょっとした幸せを感じれる作品でした。
1950〜1970年代のソ連の空気を感じつつ、淡々とした感じで鑑賞していましたがエンディングテーマの『アレクサンドラ』が流れる頃にはじわりとした温かみに胸が包まれていました。