てるる

ショックプルーフのてるるのレビュー・感想・評価

ショックプルーフ(1949年製作の映画)
4.2
シネマヴェーラのノワール祭にて!

これまた濃密な80分!
めまぐるしく変わっていく男と女の関係とストーリー展開。
軽快なセリフの応酬に引き込まれ、最初から最後まであっという間。

クラシカルな映画らしく、愛のために全てを投げ打とうとするグリフに若干「おいっ!」てなったりする。
え、法の番人どこいった?!
でもスピーディな展開とパトリシア・ナイトの美しさで納得してしまう。
ブロンドより黒髪のほうがキレイ✨

新婚さんの車とかゴミ捨て、新聞のシーンとか、ちょっとハズした笑いのおかげで意外と軽いタッチなのも好み。

そしてあのラスト。
悔しいけどあのニヒルな笑みに「粋」を感じざるを得なかった!
てるる

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