ショックプルーフの作品情報・感想・評価

「ショックプルーフ」に投稿された感想・評価

A

Aの感想・評価

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足元を追うショットにはじまり飛び降りシーンの緊迫感、後半の容赦ない追い詰めかた・堕ちかた…基本的に全編好きだし演出もとてもいいからこそ、ラストのゆるさが余計に惜しく感じる。コーネル・ワイルドがちょっと加山雄三っぽい。
たかや

たかやの感想・評価

3.5
前半は面白いのだが、どんどん失速していき、逃走が始まってからは退屈。
保護観察官が観察対象とデキてしまうお話。

再収容される恐怖を飛び降りで見せるのに関心するし、盲目の母親を間に入らせるのも上手い。

だからこそ終盤が本当に残念。ラストも微妙。
白

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4.5
傑作。
半分フィルムノワールで漠然とした不穏を。半分メロドラマで苦境と涙を。
仮釈あるあるなのか知らん、囚人のクソやつれた写真を見せてビビらせる監察官の似非拷問とか、再収監に絶望して飛び降りる男とかショック集団さながらな前半のフラーの脚本がシブい。

後半は凡庸な逃避劇に終始した残念な出来。

んなアホな、なオチだが、
そもそもずっと、んなアホな。
ダグラス・サークといえばメロドラマの印象が強いが、フィルム・ノワールの佳作も描いている。共に女性心理に長けている印象。

保護観察中の女性と恋に落ちて逃避行する観察官。正にミイラ取りがミイラ状態。
恋愛禁止を命じて、彼女のヤクザ者の情夫を接見禁止にする。その癖、自分は彼女に惚れて自宅で世話しようとする。職権乱用・パワハラも甚だしい。今なら問題行為だが、面倒見の良い観察官として描かれている。

初めは観察官に対して反抗的だったパトリシア・ナイトが段々従順になる。初めの方が魅力的。従順になると面白くない。
何かと手を焼く方が面白いじゃないか、趣味の問題ではないと思うが・・・
観察官の男性は、逆に品行方正の正義の人が段々ガサツになり、ヤクザ者と同じ強引な人になってくる。
彼女に悪影響だと遠ざけたヤクザ男と同じタイプになっている。自分で気付かないのだろうか。

美しいパトリシア・ナイトを独占しようとすると皆、強引な男になっていくようだ。だからヤクザが実は良い人だったのも、辻褄が合わなくはない。
あれ程ルールに煩かった男が、別人のように盗みも違反も繰り返す。
どちらが彼の本質だったのか?
観察官という肩書が、彼をルール一途の偏狭な男にしていただけなのか?
或いは、彼女の魅力が彼を別人に変えてしまったのか?
逃避行のサスペンスはともかく、観察官の男が変化するのが面白い。
とはいえ堅苦しい嫌な奴から強引な嫌な奴に変わっただけで、イヤな奴なのに違いはないがww
RyoS

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3.4
殺人で仮釈放中の女性とその保護観察官の男性が恋に落ちるんだけど、観察官はセクハラだし女性は服役中に5年も待ってた男性を捨てるし、展開がゲスすぎて待ってた男性がかわいそうすぎる。逃亡シーンはアメリカン・ニューシネマみを感じてワクワクしたけど、あのラストはさすがにひどい。映画自体は面白いんだけど。
【既述。『静かについて来い』欄で】B級的なチープな感情の流され・高まりと基本タッチを、崇高・頂点化する抑制と奔流のせめぎあい極めるサーク・スタイル。
ニコール・キッドマン似の、ちょいキャサリン・ヘプバーンぽい女優がヒロイン
oekoju

oekojuの感想・評価

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起承転結の転が転がりすぎてびっくりした
ハートウォーミングと逃亡の二部構成

殺人罪で仮釈放中の女と保護観察官
精神科医に気づいていたくだりが効いていて女の心情を画面どおり受け取っていいのかわからなくてやきもきする

「別れたい」が愛のしるし

盲目の母と屈託のない弟

ブルネット→ブロンド→ブルネット

関係のサビ
信念にヤスリをかけてでも

ラストはゴリゴリの力技
ボールはライン上
もうちょっと右だったらストライク!!(うすた京介)

メモ
・保護観察官事務所はあの有名ビル?
→自殺シーン
飛び出し引き、アップ手すり、人物どく、奥手すりの間に2人
くぅ〜
真面目な顔して公私混同はなはだしい主人公。保護観察官から女性受刑者へのセクハラって言葉だけ見るとかなりゲスい。女が誰を好きなのか、本心が最後まで分からずいい意味で観客と映画全体を混乱させる。@シネマヴェーラ渋谷
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