ガク

オーケストラの少女のガクのレビュー・感想・評価

オーケストラの少女(1937年製作の映画)
3.7
徹子の部屋で淀川さんが出演した際に話題となった作品で、気になったので鑑賞した。

パッツィーがウザい女の子になりきらなかったのは、彼女が父を愛し、父の友人も愛し、音楽も愛していている事がわかる演出が散りばめられていたからだと思う。また、猪突猛進な性格かと思いきや、ラスト前のストコフスキーに再度頼み込もうと言う時にはこれ以上はダメだと言える感覚も持っているところが良い。脚本もシンプルでわかりやすかったし、ディアナ・ダービンの歌声は本当に凄かった。
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