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生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言のotomのレビュー・感想・評価

5.0
名作過ぎる。沖縄から原発問題まで今ではシャレにならん内容である。国家のシワ寄せの結果たる底辺の人間模様を諸問題と共にかなり露骨に描かれているのに、そこには卑屈さはなく人間の力強さに溢れている。会っているのに会いたいよォと云う悲痛な声を洩らし生きてきた倍賞美津子が映画最後で発する台詞は素晴らしいの一言。心底観て良かったと思わせる一本。
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