若大将オーウェン

続・激突!/カージャックの若大将オーウェンのレビュー・感想・評価

続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)
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スピルバーグの実質劇場初監督作。1969年の実際にあったカージャック事件が題材

1969年という時代からも分かる通り、どことなくニューシネマに近いテイストだが、どこか抜けた逃亡犯夫婦と警官の不思議なロードムービーになっていた

追いかける警察もそんなに大勢で追いかける必要あるのか?というどこか牧歌的な雰囲気

ただ画としてはやっぱり映えるところが多く、面白い

奇妙な3人組というのはジョーズ等に継がれていくのかなと思った

赤ちゃんの鳴き声でちゃんと怖くしてるところやアニメのコヨーテが出てくるところはスピルバーグらしい演出

これが劇場第一作とはすごいし、面白い一作だが、スピルバーグの作家性が爆発し、カリスマが生誕するのは次作以降という感じ