性器切除、割礼という言葉を知ったのは10年以上も前、小学六年生のときだった。
遠い国の出来事だけど、自分と変わらない年頃の女の子が麻酔もなしでこの通過儀礼を強いられているんだと知って当時はかなり衝撃だった。生まれる国が違うければ自分も同じ目に遭っていたかもしれないと思うとゾッとしたと同時に、もっと色んな人が介入をすれば"悪しき文化"に歯止めをきかせられるのではと考えた。
しかし簡単なことではなく、近年問題になった黒人のアルビノ狩り(身体が高く売れる薬になるらしい)や、魔術や占いなどで病気の治療をすること等、現代社会において考えられないようなことが現地では重要な文化、宗教、信仰だったりする。
このような映画がもっと世に出てほしい。そしてみんな一人ひとりが考えればいい。
映画になってよかった。
それにしてもこの女優さんのスタイルの異次元さ...
