みんちゃん

デザート・フラワーのみんちゃんのレビュー・感想・評価

デザート・フラワー(2009年製作の映画)
4.2
この作品を通して、FGMという問題に関して初めて知った。
切除を受けなければならない子は今でも一日6000人いる。と説明されていたが今でもある事実なことが悲しくてならない。
『女になれば、辛く不幸な目にあうだけ』と最後に言っているが、女で良かったと締めくくっているのが印象的だった。
女に生まれただけで、このようなことを受けなければならない現状な事が新底苦しい。これがまた生まれ育った習慣と文化な事と指摘されるまで本人は普通のことだと思っていたからこそ尚更に。部屋で見せる時のお互いに涙ぐんでいるシーンは忘れられない。

ワリス・ディリーさんは想像もできない困難を乗り越えてきた素晴らしく強い方だ。