方眼

無法の王者ジェシイ・ジェイムスの方眼のレビュー・感想・評価

3.9
1957年”The True Story of Jesse James”。ジェイムス&ヤンガー強盗団のお話「地獄への道」リメイク。画面の色合いが特徴的。オリジナルから味変しようと時制を入れ替え、冒頭に”ミネソタ大強盗団”を置いて、逃避行中に複数人物の回想の形式で過去エピソードを描く。最後にまたミネソタに戻ってアクションを丁寧に描写するので、そこはいい感じ。回想に入るところモヤモヤとした画面効果、ちょっとマヌケ。行ったり来たりで焦点がぼやけ、兄弟や構成員の対立も弱い。”ジェシー・ジェームズの暗殺”で見物人が家のもの盗んでいく。ジェシイの妻ジーが劇映画のヒロイン過ぎ、南北戦争に悪事の起因を求める、戦争終わっても憎しみは続き密告者も居る、このあたりはリメイクの色。
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