chcltmilky

Dear Friends ディア フレンズのchcltmilkyのレビュー・感想・評価

Dear Friends ディア フレンズ(2007年製作の映画)
3.5
映画を見終えたあと、映画を見る前の自分よりも人に優しくなれる気がした。映画の内容としては、北川景子が覚えているか微妙なラインの幼少期の思い出に本仮屋ユイカはずっと縋って、北川景子に友達アピールの熱心さとあと闘病中の北川景子のためにすること全部において「友達だから(こんなことするんだよ)」を濫用するのがちょっとサイコパス臭があった。でも一方で北川景子が更生して優しくなっていく度に涙腺が緩んだ。また私の中で一番印象強いシーンは、北川景子がたとえ足がなくなろうとも「俺が足になる」とまで言って北川景子に惚れてきた男に対して、北川景子が決死の覚悟の上でガンによって失った左胸を見せた途端に男が逃げていく場面は、本当苦しかった。これに関してはさ、ほんとにさ、顔がグチャグチャでも足が無くなってもいいよなんてまで言ってくれちゃったらさ、そりゃあ信じちゃうよね。確かにさ、その男にしたら相当の覚悟出来るくらい好きなんだよってことなんだろうけど、北川景子に病気完治したよな?的なって守り体制入ってた時点で、覚悟出来てないのと同じ。
chcltmilky

chcltmilky