ハナカズキ

リアル・スティールのハナカズキのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
3.6
いつも映画を見るとき今日は何を見ようかなーと迷いますが、前日とは違うジャンル、違う雰囲気のものを選ぶようにしています。前日は「日の名残り」という重厚な作品だったので、今日は明るく楽し気な映画にしました。

リモコンで操作されたロボットどうしが闘う「ロボット格闘技」。これを通じてそれまで離ればなれに暮らしていた親子が絆を築いていく物語です。

元々はボクサーとして将来を有望視されていた主人公チャーリーですが、人間のボクシングが廃れロボット格闘技が台頭したことで将来を絶たれたチャーリー。ギリギリの生活を送っています。はっきり言ってしまえばクズです。

そこにずっと離れて暮らしていた息子が登場し、親子で目標に向かって頑張ります。

王道的なストーリーですがロボットが登場するところ、そのロボットが格闘技をするところが新鮮です。ビジュアルも楽しいし、日本人には日本語がほんのちょっと出てくるのも嬉しい。

スポーツ映画(王道)×親子の物語(王道)に更にロボットを掛け合わせたような映画で、親子で見ても楽しめそうなわかりやすいストーリーでした。とは言え、うちの娘はこの映画を見てもそれほど興味を示さなさそう(笑)男の子だったら楽しめそうです。
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