KiraMatrix

リアル・スティールのKiraMatrixのレビュー・感想・評価

リアル・スティール(2011年製作の映画)
1.0
ロボットのボクシングが興行的に人気の謎世界

先に言っとくと、本作は全くハマらず、嫌いに近いww

〜〜ネタバレありで本作への不満を書いていきます‼️‼️〜〜


















以前『サウスポー』のレビューの時には、ボクシング映画が1番好きなスポーツ映画ジャンルと言い、それはボクサーから描き出せる人間ドラマが好きだから。本作のボクサーはロボット。そのロボットをコントロールするのは、経済的なリスク以外何も負わないチャーリーとマックス親子。親子関係もそこまで深くないため、そこが大幅に崩れるリスクも言うてない。

チャーリーはダメ親父で映画は始まり、まあ、最後の方で心変わりするんだろうなって予想はつくでしょう。でも息子マックスを10マンドルで亡き元妻/彼女?の姉の夫に売った。んでその夫婦が旅行でいない間チャーリーがマックスの面倒を見る。そしてここも予想はつくと思い、チャーリーとマックスは徐々に親しくなっていく。ここは親子関係の絆が深まったからではなく、借金だらけのチャーリーはマックスの子供らしくて可愛い見た目を売りにして、金を儲けれるからだと感じた。

マックスは新たに入手したロボット「アトム」と共に初めてファイトに挑み、初勝利を収め、お金も手に入れる。これもチャーリーには父親としての愛情はなく、マックスの才能や能力を自分の利益になると思って、親しくなっていってるふうに感じ取れた。

もちろん感動する親子関係の話を目的に描いたんだろうけど、脚本からはそのような解釈が出来なかった。

あと人間のボクサーをトレーニングしたくない理由は理解出来るが、本作ではチャーリーは「アトム」をトレーニングするのに結構抵抗する。ロボットは疲れ知らずで、何でも瞬時にコピーして覚えれるから、何でそこまで抵抗したのかが謎すぎるww

ロボットのボクシングのルールがいまいち分からないw ドーピングとかあるの?自由に改造して良いの?最後の試合中にアナウンサーは常にゼウスのロボットの方が大きいから強いって言うけど、ほんなら自分のロボットをゼウスよりもっと大きく改造して作れば良い話じゃない?w

なぜかエミネムとボクシング映画って頻繁にコラボしてるんだねw アンソニー・マッキーの登場シーンでエミネム流れると、『8マイル』を思い出す!!

オリジナリティが何もないよね。名無しのアマチュアがチャンピオンに挑むのは『ロッキー』だし、最後にアトムに名付けられるニックネームが「People’s Champion」でそれはプロレスのロックのニックネームの丸パクリww

色々言ってるけどロボットのCGはすごく良かった!動きなどエフェクトもリアルに見えて、そこに問題は無い!1億1000万の制作費を有効に使ったんだね!
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