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拳銃無頼帖 電光石火の男のhummingbirdのレビュー・感想・評価

拳銃無頼帖 電光石火の男(1960年製作の映画)
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カラー、シネスコ、拳銃無頼帖シリーズ第2作。

主人公の赤木圭一郎、ライバルの宍戸錠は同じだけど、前作とは話のつながりなし。赤木圭一郎の役名は抜き打ちの竜ではなくジョージ。

舞台は四日市。出てくるキャラクターが魅力的で、それぞれに見せ場がある。不思議に明るく面白い。

この作品も東映の任侠もののように、良いヤクザと悪いヤクザが出てくるけど(元ネタは何だろう?)、トニーは悪いヤクザ組織にいるのが、ひねりがあって面白い。なんとなく「用心棒」を思い出す(こちらが先)。千恵蔵のギャングものにも似てると思ったら、脚本家が同じ(このシリーズの第1作とは違う)。

前作に続いて、トニーの服装がカジュアル→スーツと変わる。カットをあまり割ってない(多分急いで撮るため)。
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