名画座でもおなじみの人気の作品。
東宝や日活のニューアクション、テレビの「大都会」で活躍した脚本家・永原秀一のデビュー作(60年代後半〜70年代のアクションはみんなこの人の功績かと思うような作品の数々)。
長谷部安春が考えたというクライマックスはもちろん、そこまでのシーンもうまいと思う(例えばジェリー藤尾が殴られるのを窓の外から撮ってるシーン)。音楽がモリコーネ風、ラストの対決場面などマカロニの要素。
(ノンクレジットで助監を務めた長谷部安春が考えてるアクションは「乾」、野村孝色が強いドラマパートが「湿」だと思う)