cana

ライフ・イズ・ビューティフルのcanaのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ホロコーストの話やと思って観た。
テーマは確かにそうやったけど、
前半がロマンスもので後半が親子の話のように見えた。

主人公が終始、ずっと明るい。
テーマは悲しいはずやのに主人公の明るさで緩和してた。
バカなのに頭いい。そこがいい。

機転が効いたり上手いこと小ネタを作って
魔法みたいな技を使って驚かせていくのが見てて楽しい。
映画独特のキャラクターの見せ方って感じで勉強になる。
ご飯と一緒に犬を運んでたの好き

子供がずっと可愛い。
主人公がずっと明るく幸せな世界を見せてあげてるから、全然辛くなさそうやし、収容所内でも全く泣かない。
前半の小ネタも色々拾って、もはや主人公魔法使いやった笑
デタラメドイツ語翻訳も秀逸。子供を喜ばせることしか考えてなくて理想の父…

アナウンスを使ってドーラに話しかけるところめっちゃいい。
暗く辛くてもずっと前向きに生きてたらきっと報われるのかなって思える。

撃たれるとこ呆気なくて悲しい。
軍人を殺して軍服を自分に着せて
主人公が軍人に扮するんかと期待して観てたのに。

ナレーションも秀逸で、最後「お前か!」てなった笑

「縞模様のパジャマの少年」で悲しくて悲しくて悲しすぎたから、
今回はずっと明るいし救いがあって良かった。
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