ホロコーストに関する映画
文句ナシの一番好きな映画。
コミカルなお父さんが息子が戦争に怯えないように「これはゲームだ。ポイントを貯めたら戦車がもらえる」と嘘をつき、ゲームを楽しんでるかのように演じる。
映画は前半と後半で大きく雰囲気が変わる。
前半はお父さんとお母さんの馴れ初めと子供との幸せな家庭生活。その中でお父さんはふざけるのが好きで、家庭に笑いをもたらす。まるでコメディ映画を見てるようだった。
ところが後半で雰囲気は一点。強制収容所に送還される。ところがお父さんは相変わらずふざけながら息子を楽しませる。
映画の前半と後半で雰囲気が急激に変わる一方で、お父さんのコミカルなキャラクターは変わらない。その不自然さが一層息子への愛情を感じさせる。
息子を楽しませよう、という思いは同じでも、楽しませようとする動機は全く異なるものである。
こんなに人のためを思って動けるお父さんになりたいなー