全くノーマークというか自分の好みからしてもパッケージを見て観るリストには入らないような映画だが、松本人志さん大絶賛の映画ということで騙されたと思って観てみたという逸品。
当時高校生だった自分に衝撃を与えた…こんな男が居るのかと、父親としても男としてもこんなに凄い人が居るんだと、憧れた…それと同時に生涯忘れられない作品となりました。
起承転結でいうと起も笑えて好きだし、その起の部分にしても平和と戦争の落差をより際立たせる演出だったのだなと今思えばきちんと最後まで観て良かったと心から思う。
人間は追い詰められた極限の状況下でこそ真価が試される、そこでどう行動するか、振る舞うか、いまの平和な日本でもミニマムな自分の身の回りに置き換えた視点でも良く考えて生きるべきだとその事を何度観ても思い知らされる素晴らしい作品です。
ちなみに主役の男性が監督と脚本してます
