今まで観てきたホロコーストの作品とは全くの別物。全編が優しさに満ちた、大好きな映画です。
苦しい時ほど笑顔を、なイタリア人の精神で描かれた映画だなあと感じます。
タイトルも本当に素敵で胸に刺さる。これほど優しい戦争映画を他に知りません。
冒頭はまさしくイタリア映画。最初は少し冗長な感じがして退屈に感じますが、二人に息子が生まれた辺りから一気に引き込まれます。
冒頭の幸せな時間がきちんと描かれているからこそ、グイドの優しい嘘、そしてラストシーンに涙が出ます。
イタリア語も美しいな、とこの映画を観ていると思います。