このレビューはネタバレを含みます
よく喋る陽気な主人公が、友人とイタリアの田舎町にやってくる。
そこで、他の男性と婚約が近い女性と出会い一目惚れし、猛アタックの末に見事成功する。
そして、子供を授かり幸せな家庭を築いていた。
しかしある日、ユダヤ人迫害で強制収容所に送られるハメに。
悲劇を想像するが、子供にはあたかも旅行にいくかのような振る舞いで、収容所での暮らしを終始ゲームであることを説明。
過酷な肉体労働の傍ら、子供には安心感と楽しさを与え続けた。
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この作品は過酷な環境でも、考え方1つで人生が楽しくなることを教えてくれる。
また、男として、父親としての生き様を描いた素晴らしい作品でもあった。
コミカル調で楽しめて、信念を貫く姿に感化され、感動のラストシーンのあとは余韻に浸れること間違い無し。
今までにない作品で面白かった。