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見上げてごらん夜の星をのcsmのレビュー・感想・評価

見上げてごらん夜の星を(1963年製作の映画)
5.0
全員野球の始まりからして泣ける。笑いが絶えない番匠特集でこんなに聞こえるすすり泣き、夜の球場で歌う場面は思い出すだけで胸いっぱい。パンと牛乳、お祝いのまんじゅう、かまきり文太先生んちですき焼き。自衛隊入って画面から消えていく豊三、それについて話す場面で戦争さえなければと言う伴淳、下宿にぶら下がる武智豊子の内職造花、清水まゆみが買ってきた赤いスポーツシャツ、文太のロンTなんて書いてあった?定時制の話だけどそこにも行けない中村嘉葎雄がいることがきっちり描かれ、それでも悲しいだけの話にしないのが余計に泣かせる。工場でのプレス作業ウトウトとか、八百学はヤクザにショバ代せびられないかとかつい心配になるけどそうはならないのも良い。お漏らしパンツ洗ってたら破れたアイツ、「履いたまんま乾かしてれば良かったナー」だって😭納豆いっぱい食べれて良かったな。九ちゃん、本当素晴らしい声。
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