となりのとっくさん

日本の黒い夏 冤罪のとなりのとっくさんのネタバレレビュー・内容・結末

日本の黒い夏 冤罪(2000年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

hulu 2週間お試し。
観たい物が結構あるので1ヶ月サブスクしてもいいかも。

さて。
つい最近、冤罪についてのノンフィクションを読んだばかりだったので、いかにして冤罪が生まれるかの過程がよく分かった。
その本との違いは、容疑者の自白。
神部さんは無実を主張した。
決定的な証拠が無くても、たった一言「私がやりました」と言えば犯人になる。
それって警察いるかね?って思う。
自白を強要させてはいけない法律があるにも関わらず、なおもなくならない。
マスコミにも警察の都合の良い情報を与えて垂れ流す。一介の記者が調べても分かる誤情報と改竄。マスコミも分かっててやってる部分もあると思うから結局共犯。

石橋蓮司みたいな人もいるのだろうけど、上がそれじゃ無理だよな。

あと絵づくりは単調で好きではない。
編集社での話を聞く所。遠野なぎこの画角がほぼ同じで辛い。
役者さんがここでこう動く!みたいのが際立ってた様に感じた。


2023-5