オーウェン

日本の黒い夏 冤罪のオーウェンのレビュー・感想・評価

日本の黒い夏 冤罪(2000年製作の映画)
3.0
社会派の作品として松本サリン事件への題材を取り扱った作品。
見終わって思ったのは事柄を時系列に並べただけで、映画としての主張が少ない。

つまりは冤罪だったりなどマスコミ取材の在り方を通して、世論さえも思いのままという報道に頼り気の一般人。
一視点ではなく、複数の視点で見つめることによって出てくる部分もある。
それこそが日本が深く入り込めない限界を示唆している。

アプローチは悪くないだけに、また時間がたてば似たような題材をもっと突っ込んだ中身として見せてほしい。
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