夢里村

ロープの夢里村のレビュー・感想・評価

ロープ(1948年製作の映画)
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これはまじで最高
部屋の中で人を映すのに必死でうろうろしていたカメラがモノたちを意識的に捉えだすとき、人の後景として常に作動していた動かざる舞台としての部屋が浮かび上がる。
殺すのか殺さないのか? 何が善で何が悪なのか? ここでも赤と青のネオン登場。しかしその二色の点滅の間には何にも照らされていない現実そのままという混沌がある。

あとパトカーの音を聞かせるための窓の解放と銃弾の消費ね、逆算美しすぎ
夢里村

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