ひつま

ロープのひつまのレビュー・感想・評価

ロープ(1948年製作の映画)
3.3
\台風で眠れないのでヒッチコック祭/
パトリックハミルトンの戯曲を映画化。ワンカット長回し風の演出はヒッチコックの新たな挑戦で集中しないとどこで繋がれてるのか分からないほど、1948年の撮影技術には驚いた。当時のフィルムは最長約15分しか撮影出来なかったらしくワンカットを繋げ合わせワンシーンにしたそう

アパートの一室で優秀な青年2人(カップルらしい?)が起こしたロープ殺人事件。死体を隠し大学教授らを招いてパーティをするというとても悪趣味でぶっ飛んだストーリーだ。〝善悪正誤の道徳的概念は知的に優れたものには当てはまらない〟?

戯曲の映画化だからかワンシーン映像は舞台っぽさがあり終始止まらない会話劇が中々良い暇つぶしになりました。 部屋から出る事も無く同じ空間での80分なので少し長くも感じたが緩く見れるサスペンス映画でした
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