このレビューはネタバレを含みます
あの時の父と同じ歳になって見返すビデオ
離れて暮らす父とのトルコ休暇の記憶を振り返る
もうすぐ母が私を産んだ年齢になるな
子どもの頃は見えなかった親の苦悩が理解出来る歳になり考えていた題材だったので余韻で今押しつぶされそうになっている。
大人になったからって強くなれるわけじゃ無い
人間の根本的な部分はきっと変わらないんだよね
ソフィの思い出は美化されていたのかと思ったが紛れもなくそれは美しい時間で、父親をまっとうしつつも垣間見える父の脆さは人間そのものである。
思春期に入りそうな娘と父の距離感がリアルで幼少期のキラキラした記憶が蘇ってきて沁みる。沁みすぎて痛い。
予備知識ゼロで鑑賞したのでずっと父の闇に不安になりながら終わった。多くを語らないので感じ方も様々。レビューを見るのが楽しい。そしてもう一回みたい。