n

ロープのnのレビュー・感想・評価

ロープ(1948年製作の映画)
3.3
自他ともに認める失敗作として有名な本作だが、実際観ても、やっぱり微妙である。

自らの人としての有能さを示すために殺人を行ったことで有名な「レオポルドとローブ」事件をもとにしているとはいえ、自分から「バレにいってる」やつに肩入れして観ようっていうのはちょっと難しいというか。「いや、そらそうなるやろ」っていう。
そういう人物を主人公にするのは面白いけどね。

80分のうち、半分はバックグラウンドの説明になってるっていうか。ここはけっこうキツイ。
ラストの20分まで面白くならないっていう。

10分ワンカットも中途半端な感じがするし。

ただ、虚無(虚脱)感なラストはめっちゃいい。
3人の引き。
n

n