oo

生きものの記録のooのネタバレレビュー・内容・結末

生きものの記録(1955年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

今まで見た黒澤明で一番好き。映像がめちゃくちゃかっこいい。和室の間取りって長回しがすごく似合うなと思った。同じ画の中でカメラの動き方を工夫ふれば登場人物の背中も顔も同時に効果的に撮れちゃう。
妾も含めて家族全員で集まったときの三船敏郎のセリフはアドリブ?だとしたら痺れる。予定調和じゃない赤ちゃんとの掛け合いがすごい。
ストーリー自体にはそこまで魅力を感じなかったけど、人々の言動の一個一個に含まれる矛盾性と正当性のバランスがとても良かった。あと俳優が超いい。次男とか。タイトルも好き。
oo

oo