かれこれ41年も前になる。はじめてこの映画をアメリカで見たときの衝撃は忘れられない。それは私にとどまらずアメリカ人の観客をも含めての話である。映画が終わると拍手喝采なのである。私が日本人とわかるや矢…
>>続きを読む水爆を恐れるあまり全財産を注ぎ込み家族でブラジルに移住しようとする老いた父と、家業の鋳物工場を捨ててまでブラジルなどには行きたくない子供たちとの確執と争い。
さらに何人もの妾と婚外子も入り乱れる中々…
三船敏郎が老け役に挑み、
原水爆反対の姿勢を貫いた異色の作品。
放射能をおそれるあまり、家族にブラジル行きを進め、
あげくの果てに自らの工場が全焼し、
狂人と化す姿が凄まじい。
狂…
「死ぬのはやむを得ん。だが、殺されるのは嫌だ!」に痺れた。自分の生き様を追い求めることが重要視してる人生の軸やけど、受け入れる間も無く人の命を奪う兵器も悪意も人間も、やはり「納得」からかけ離れた驚異…
>>続きを読む原水爆弾によって日本が放射能に覆われてしまうという恐怖に取りつかれた中島喜一は、一族を引き連れてブラジルの地へ逃げようと画策する。
誰にも喜一を止めることが出来ないと感じた一族の者は、家庭裁判所を通…
近年核戦争の発生が身近に感じられる為鑑賞。
面白かったです。 映画の最後で主人公と志村喬の会話”地球が燃えている”にSF映画を観てるように感じた。
面会の最後が主人公の孫赤と娘さんというものその暗示…
この作品は、かなり、分かりやすく、反核を、訴えてる作品だと思う。この『中島家』の、お父さん。彼を、こうさせたのは、何だったか?間違いなく、日本に、落とされた原爆だったし、戦時下の、トラウマだったはず…
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