「オーシャンズ11」に触発され本作の存在も気になり久々の再鑑賞をしてみたのだ。こちらはこちらでまた違う魅力のあるキャスティングである。そういや、劇場でも観たっけな作品でもあった。
「オーシャンズシリーズ」も好きだが個人的には本作の方が好みでもある。マーク・ウォールバーグが良いし、シャーリーズ・セロンも魅力的。あと、ステイサムとエドワード・ノートンの占める割合も大きくコンパクトにまとまっている印象。
それと、「オーシャンズシリーズ」には無い乗り物を駆使したアクションも堪能出来るのもこのタイトルならでは。手に汗握る攻防が楽しめる。序盤はボートチェイスから始まり、やはりミニの走りがいい感じ。
実は若い頃は旧タイプのMINIが憧れの車で実際に乗っていた時期もあるので…本作は新型とは言え映画の題材に扱われるとなると少しばかり心奪われるものがあるのだ。
ところで、他のキャストから比べたら多少地味な存在だがレフト・イヤとナップスターの実力が凄過ぎる。二人ともやや頼りなさげに見えるが腕は一流で誰一人欠けても成立しないような一体感がまとまっていて良いチームバランスであると感じた。