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ミニミニ大作戦のRのネタバレレビュー・内容・結末

ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2003年のアメリカの作品。

監督は「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ。

あらすじ

ヴェネツィアにある最新型金庫から50億円相当の金塊を盗んだチャーリー(マーク・ウォールバーグ「スペンサー・コンフィデンシャル」)とその仲間たちだったが、そのうちの1人スティーブ(エドワード・ノートン「マザーレス・ブルックリン」)の裏切りにあい、その上父のように慕っていたジョン(ドナルド・サザーランド「クレイジーズ 42日後」)の命まで奪われてしまう。その一年後、ロサンゼルスでチャーリーたちはジョンの娘である錠前屋のステラ(シャーリーズ・セロン「ワイルド・スピード ジェット・ブレイク」)を金庫破り担当として雇い、金塊の再奪取計画を企てる!

Netflixにて、3回目くらい。

いわゆる「ケイパーもの」。

作り手としては、かなり「ワイルド・スピード」に近い。監督は「ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイだし、演者もジェイソン・ステイサム(「ワイルド・スピード スーパー・コンボ」)やセロンといった本家で登場している俳優さんなども出ていて、さながら「小規模なワイスピ」。

かといって、侮るなかれ、ステイサム、セロン以外も主人公でリーダーのチャーリー役でマーク・ウォールバーグ、爆破担当の通称「レフト・イヤー」にモス・デフ(「はじまりのうた」)、ハッカー担当のライル(「ナップスター」の名義をパクられたことを豪語するキャラ)役にセス・グリーン(「レゴバットマン・ザ・ムービー」)、そして、元仲間で裏切り者のスティーブがエドワード・ノートンというから、かなり豪華な布陣と言える。

ちなみに、ステイサム演じるのはハンサム・ロブという色男。すぐさま女を口説いてベッドインというチートセクシーなキャラでステイサムにピッタリ!!

セロン演じるステラも、今の男勝りなイメージとは異なり、キュートなヒロイン(ノートン演じるスティーブも思わず虜!)でこれはこれでアリ!

そんな感じでケイパーものを展開していくんだけど、他作品との差別化、要は目玉は金塊強奪の車がすべてミニクーパーだという点!

このミニクーパー、個人的には思い入れがあって、子どもの頃母親が乗ってたんだよね、緑のミニクーパー。車体自体は小さいものの、小回りが効くし、機動性も高い。何より、やっぱめっちゃオシャレだし絵になるしな。

で、そんなミニクーパー軍団がロサンゼルスの公道を突っ走るわけなんだけど、カラフルなミニクーパーが列をなして移動する様は、統一感があり、なおかつ本家のワイスピにはない感じで良かったんじゃないかな。

ちなみに、この撮影シーン、昔やってた「SHOWBIZ COUNTDOWN」で紹介されてた情報によると、かなり撮影協力したロケーションが迷惑を被ったとか、なんか甚大な被害があったとか。確かにこういうのかなり撮影規制も入るだろうし大変なのかもなぁ。

まぁ、なんにせよ作品に罪はない。小品ながら豪華な演者とミニクーパーのチェイスシーンと相まってけっこう楽しめる作品でした。
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