マスタングのボンネットに座りブーツを履く真正面からの構図がたまらなく決まってた。
女性陣の上品なガサツさと、ラッセルの狂気の小者かつ曲者感。展開と切り替えのリズム、ダラダラ流す部分とタメないで一気に結論を打つ部分が組み合わさった大きなメリハリ。
頭の中で、キャラクターの感情に想いを馳せるとか、倫理的にどうかなんてことを考えてしまう余地を与えず、ストーリーをまったく反芻させない強力なベルトコンベア一方通行、そこがスゴイ。
グラインドハウスのこちらだけ未見だったので、嬉しくなって、プラネットテラーを引っ張り出して連続見してしまった。登場人物の繋がりなんてことも知らなかったので、もう、一粒で二度美味しいって感じ。