毎日眠い

キングダム・オブ・ヘブンの毎日眠いのレビュー・感想・評価

キングダム・オブ・ヘブン(2005年製作の映画)
3.5
オーランドブルームは、カッコよかった。

主人公は妻子を失ったところから、話が進んでたはずなんだけど、ちょっと新しい女に行くのは早いんじゃないの?って思った。妹を嫁にしろって言われた時に、断ったのはまだよかったけど

ご都合的に話が進む所は多々あるものの、見ごたえはあった。

争いの種が聖地で、今も宗教戦争・テロはやまないけど、実際に聖地を手に入れてどうするのか?
聖地には何もない。けど、手に入れたい。

この映画の敵側こそ立派だった。

人に教えを説く司祭様については、誰か斬ってしまえってずっと思った。こういう狡い人間が、一番性質が悪い

ちょっと、エルサレムの王が一昔前の特撮ヒーローに見えて、滑稽だった。特に、鞭でしばくところあたり

宗教については、なんともいえないけど、元は貧しい暮らしの中で、人として正しい道を歩こうという自制や、希望だったと思うけど、時が経ってその本質が失われた時に、都合の良い解釈で意図しない方向に進んでしまう

イスラムの人の方が、人としての道理があった感じだった。
1つの種族や宗教が片方を弾圧することは、愚かだとかんじた