JTKの映画メモ

ホビット 思いがけない冒険のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

3.4
CGという魔法をファンタジー映画が手に入れてからの描写力の進化は凄まじいですな。そういった意味も含めて3時間近い長尺も、ちと無駄が多いシークエンスがあったことや不死身かよ!といった若干のつっこみどころはあるものの概ね楽しめたかな。
また、我々が手を叩いて楽しんで見ているものの多くはファンタジーとかSFの衣を纏った「戦争映画」なんだってこと。隣人を愛すのも殺すのも同じ「人間」だってこと。こりゃ神も仏も一人じゃ足りんわな、なんて当たり前のことを感じたお正月でした。(苦笑)