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ローグ アサシンのEDDIEのレビュー・感想・評価

ローグ アサシン(2007年製作の映画)
3.6
「オイシャサンゴッコダ!」
ステイサムの見事な日本語、日本人役の不自然な日本語吹替、不思議なヤクザの集団、そしてジェット・リーの魅せるアクション。これだけでこの映画を観た価値がある。
しかし最後に振り返る…何の映画だっけ?ケイン・コスギが気の毒だよ。

いわゆるとんでも日本描写の連続な作品なんだけど、それがもう笑っちゃうぐらい面白い。

全体的には低評価な作品なんだけど、広い心で観れば結構楽しめます。
なんてったって、日本で活動する人間ならば日本語ぐらい喋れなくてどうするって、他のキャストが軒並み吹き替えなのに、オリジナルで日本語喋ってるステイサムに尊敬の念しか抱かないです。
もはや何言ってるか解読できないんですけど、めっちゃ可愛い。

そしてもう1人の主役ジェット・リー。
冒頭から終盤にかけて大きな仕掛けがある本作。
それはともかくとして、ジェット・リーことローグの格闘アクションは息つく間もない迫力とスピード感。
正直ステイサムの日本語とジェット・リーのアクション観るだけでお釣りがきますよ(U-NEXT見放題ですけど)。

あとはこの作品で上司と部下という役柄で共演していたステイサムとサン・カン。
ワイルドスピードシリーズを追いかけている身としては良い意味のサプライズでした。

〈キャスト〉
ローグ / ヴィクター・ショウ(ジェット・リー)
ジョン・クロフォード(ジェイソン・ステイサム)
リー・チャン(ジョン・ローン)
キラ(デヴォン青木)
ベニー(ルイス・ガスマン)
シロー・ヤナガワ(石橋凌)
ゴイ(サン・カン)
ウィック(マシュー・セント・パトリック)
マリア(ナディーン・ベラスケス)
ジェニー・クロフォード(アンドレア・ロス)
ウー・チー(マーク・チェン)
ヤクザ(ケイン・コスギ)
アナ(ケネディ・ローレン・モンタノ)
トム・ローン(テリー・チェン)
ヨシド(ヒロ・カナガワ)
タカダ(ケネス・チョイ)

※2023年自宅鑑賞145本目
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