ラジー賞財団による『公式・最高のワーストムービー100』の一つに選ばれた本作
もちろんラジー賞の人が真剣に選んだ上でのセレクションなので、単なるつまらないクソ映画ではないのです!
これ、普通に興行収入は良かったみたいだし
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『奇跡の人』での壮絶なヘレン・ケラー役でオスカーを獲った、パティ・デュークの真に迫る演技は強烈で(しかも普通に歌が上手)、同じくオスカー女優のスーザン・ヘイワードも対抗するかのように、髪を白髪に染めてまで撮影に挑んだりしている
それをシャロン・テート(マンソンファミリーの犠牲者)の大根演技でぶち壊す...という、なんか凄い作品です
当時の映画産業の衰退と、方向性の転換を感じさせるものがありました
役者の演技と美術は力が入っているのですが、一方で変な演出のせいで安っぽくなったりと、ラジー感強めです
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ま、やっぱりパティ・デュークのクズに徹した演技が素晴らしかったです
『に゛り゛い゛ぃぃぃ〜〜〜お゛はぁ゛ら゛ぁ゛あ゛あ゛〜〜!!!』