戦争の敵は戦争。
ロシアの反乱勢力によるクーデターで日本とアメリカが核攻撃の危機にさらされる。
この脅威に対抗すべく出撃した原子力潜水艦アラバマは、第三次世界大戦の勃発を阻止できるのか。
通信が途絶え、見えない敵との戦いを強いられる中繰り広げられる緊迫の戦争ドラマ。即時攻撃を進める艦長と慎重派のエリート副官が対立する。
誰を信じ、誰が正しいのか。判断を誤れば世界の終わり。アクション性には欠けるものの、潜水艦という閉ざされた空間で起こる密室劇は、見る者の緊張を煽ること間違いなし。
艦長の引き際の潔さが男らしい。というか出演者がほぼ男しかいない。互いの信念がぶつかり合う猛暑にオススメの一本。