久しぶりの映画観賞は「大脱走」「荒野の七人」のジョン・スタージェスの初期作品。
ハスミン以降スタージェスといえばプレストンになってしまったが、昔は何と言ってもジョンだった。
話は南北戦争当時、南軍の捕虜が収容されているブラボー砦。
砦の隊長の娘に会いに来たという女性(エレノア・パーカー)の手引きで脱走した捕虜たちを北軍の大尉(ウィリアム・ホールデン)が追うが、途中、捕虜諸共インディアンの大軍に襲われる。
果たして彼らの運命は…
後半、メスカルロ族に追われ始めるところからは怒涛の展開。
その中で頭脳戦あり、ロマンスあり、捕虜のボス(ジョン・フォーサイス)の見せ場もあり、最後まで飽きさせない。
ジョン・フォードとはちょっと違うが荒野の空も岩山も美しい。