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プラダを着た悪魔のmanamiのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

まず一言言わせて欲しい、すっぴん(風?)メリルストリープ様美しすぎでは……?

エミリーブラントもアンハサウェイも美〜〜!

ファッションが良いのはその通りだし、主人公はAndyなのもその通りだけど、私がこの映画で好きだと思ったのはAndyを取り巻く人々です。

最初のAndyは見た目がRUNWAYにそぐわないだけじゃなく、仕事への考え方や仕事をしている人たちに失礼な態度を取っていた。それを怒鳴るでもなく愚痴るでもなく優しく諭して気付かせ、変わる手助けまでするNigelは凄くかっこいい。この後夢叶えて幸せになって欲しいなあ。私もNigelのような人間になりたい。

Mirandaも自分の仕事に誇りを持って、一切妥協しない所がかっこいいと思った。仕事仕事で家庭は後回しではあるものの、ちゃんと双子ちゃんを想って行動してるし(本人たちに伝わってるかは微妙だが)。本当に良いものが作れているのを解ってて、且つ生き抜けば自分の夢が叶えられるからこそ、みんな必死にMirandaの下で働くのだなあと思った。横暴でもMirandaを、Mirandaの仕事を信じてる。

Nate含めちゃうけど、Andyの友達皆友達思いで良い人たちだなあ。現実でよくいる「友達」は相手のことを褒めたり励ましたりする人で、勿論それも大切なんだけど、この映画出ててくる「友達」はAndyがどう変わったのか、悪役になってでも気付かせようとする。

映画の冒頭から見た目や仕事の面だけでなく考え方も変わったことが分かる最後の決断。自分が何を大切にしたいのかを理解して、肩書きや履歴書が無くても自分に自信を持って行動できるようになったAndyはかっこいい。今の私はきっと冒頭のAndy。



色んな人が何度も観るし、お気に入りの映画として紹介することも頷ける映画でした。
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