このレビューはネタバレを含みます
なんだろうな、花束みたいな恋をした、と少し重なる部分があった。
でもすごくモヤついてしまった。
他人を見下すことで自分の地位を確率している集団と、それに結局飲まれてしまう主人公。なんとも残酷だった。
最後はハッピーエンドだったが、目を覚ますのが遅いなぁとも思ってしまった。
やはり、慣れないと思った環境に長くいるべきでは無い。もちろん得られるものもそれなりにはあるんだろうし、彼女はそれが糧になったから良かったのだが、自分だったら適応よりも辞めることを選んだかな。
でも、相手に褒め言葉を求めることの野暮さを突きつけられたのを見た時、自分と重ねてしまった。たしかにな〜
うーん、結局自分がどうしたいかなんだよな、難しい。
プライベートと仕事を両立させることがいかに難しいのか。エミリーへの情を捨てるか否か。考えさせられました。
陰湿な嫉妬と競走が繰り広げる厳しい社会、本当に残酷です