雄樹

プラダを着た悪魔の雄樹のレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.5
【⛄️㊗️1300レビュー達成🎄㊗️】

この節目に前から本作を決めて鑑賞しましたが、原作者のローレン・ワイズバーガーが実際に『ヴォーグ』で編集長アシスタントして時の経験で描かれた原作と、
あの『セックス・アンド・ザ・シティ』でリアルな女性をコメディタッチで描く事が得意なデヴィッド・フランケルとの相性が抜群で僕は笑って最後に素敵な気分になりました!
本作はとにかくオシャレ雰囲気にハイセンスなデヴィッド・フランケルの演出と作風が素晴らしいので、服やファッションに全く興味がない僕でもめちゃくちゃ楽しめました!
それに自分本来の良さや家族や恋人まで捨てて自分の生き方を変えてまで、仕事を続けるのか?を強く描かれていて、この答えの様なアンドレアの決断は僕の心に響きました。
あとこの仕事に命を掛けているエミリーがこの仕事に全く興味が無いアンドレアに抜かれて時に、どんな事でも努力や好きだけじゃ才能には勝てない事と、少し隙を見せると直ぐ抜かれるこの世界の残酷さを表した状態で迎える素敵なラストに僕は少し感動しました。
雄樹

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