かかと

プラダを着た悪魔のかかとのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

アマプラに来てたから久しぶりに見直した。
アンディの変身と美しいドレス、靴、服がたくさん見れるのは大好き。
でも女性のキャリアウーマンとしてはモヤモヤする部分が残る。
編集長がミランダから別の人にってなったとき、あれだけ伝えようとしてたけど、伝えてどうするつもりやったん?
慰めるつもり?心構えだけ先にしておいてもらうつもり?
ビジネスは厳しい世界だから、ああ言ったことも起こりうる。ただ、ナイジェルはめちゃくちゃ可哀想だけど、、。

他の人のレビュー見て改めて考えたけど、そもそもアンディは仕事と友達や家族両立したかった?つきたい仕事のために頑張ってたのはわかる。そのために合わない人を蔑ろにしていたのも。
自分がキャリアウーマンだからか、切り捨てるものは切り捨てるべきというのは信念としてあるが、アンディはそこが中途半端だったのが、ナイジェルの一件を経て、人を切り捨ててまでのしあがりたくないと思ったのかな。

そうなったら、新しい会社で働いても、自分の望むキャリアを描けるの?今の彼氏はキャリアを応援してくれるのか?一体何で成長したかというとオシャレだけじゃない?
アンディ本人も言ってたけど、ミランダが男だったら。アンディが男だったら?と考えてしまう。まあ新しいところが緩い職場だったら違うけど、情報誌なんてそこそこ忙しいのでは、、。

同じ働く女として、ミランダは家庭も仕事も両立して(離婚はしてるけど立派に子供を育てて)、めちゃくちゃすごいとおもう。あんなに横柄で部下を顧みないのに慕われてるのはちょっと違和感あるけど笑
あと固執しないでもどこでもやっていけるのにともおもった。

ファッションを楽しむにはいいけど、映画としてはもやもやが残った。
かかと

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