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プラダを着た悪魔のsaのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

2回目の視聴。
やっぱり良い。
スピード感があり、見やすい映画。

最後のミランダの笑顔に涙。
自分とは別の道を選んだアンディに、羨ましさもあったのかも。

ミランダも、これまで沢山のものを犠牲にして、今の地位を手に入れ、悪魔が出来上がってしまったのだろう。

悪魔になる道を選ばなかったアンディ。
人生色々な生き方があるよな、と考えさせられる。

ファッションって本当に取り憑かれると沼だが、興味のない人から見たら、なんの価値も感じないただの布切れでしかない。

ただ、服が違うだけで、確実に気分も変わるし、他人からの評価も変わる。
魔法にかかったかの様な感覚になれるのも、服の良さだと思う。

一方で、見た目にとらわれず、自分のやりたい事や信念のみを追い、着飾らずに生きていくのもまた素敵な事だ。

いつもこのファッション感については目眩く論争に没入してしまい迷子になるが、結果どちらも間違いではないのだと。

この映画でも、どちらかに答えが寄る事もないが、見た目の美しさに全てを捧げ、努力を惜しまないランウェイで働く人々を見て、私は滑稽には思わず、かっこいいと感じた。

人はコンプレックスと共に生きている。
ここまでの努力ができれば、きっと生きる世界が変わると思う。

私も少し、今の自分を変えようと思える映画でした。
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