ぽん

プラダを着た悪魔のぽんのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

学校のリスニングの授業でチャプターごとに観ていたので、一気に通して観たくてDVDを借りてきた。

まずオープニングが好き。
「Suddenly I see」に合わせてそれぞれの女性が着替えて家を出るところからもうワクワク。

そしてキャストの良さ。
私はこの作品を見るまでアンハサウェイをはじめとする俳優さんたちを知らなかったが、どのキャラクターも申し分ないぐらい魅力的だった。特にアンハサウェイの可愛いさ美しさ。ファッションに興味がなかったアンディーが、まわりが驚くほどに美しい姿へと変身を遂げるビフォーアフターっぷりがたまらない。いろいろな服で街中を歩くシーンは、もっと見たい!と思うほどだった。あと、アイロンかけたりポニーテールにしたり帽子かぶるだけであんなに印象が変わるのか!とびっくり。私ももっと意識しよう、と思った。笑

仕事について。
鬼畜なミランダに時には押しつぶされそうになりながら、まわりから馬鹿にされながらも、ひとつひとつ立ち向かい仕事をこなして成長していくアンディーの姿に感動。
あと個人的に、時々出てくるエミリーのびっくりする顔が好き。笑

そしてミランダのカリスマ性。
VORGEの編集長はもっと優しめでチャーミングな感じだけど、ファッション業界の雰囲気は映画の中でとてもリアルに描かれていた。厳しいが、ファッション界などの現場ではああいう人がいるから成り立っているのだなぁと感じた。
ミランダの演技が素晴らしかったのはもちろん、いろんな 「that's all 」が好きだった。笑

あと個人的に好きなキャラクターはナイジェル。最初は冷たい人かな?と思ったが、見続けてるうちにアンディーを支えてくれる優しい人物だと気付く。アンディーに洋服をチョイスしてあげるシーンやシャンパンでお祝いするシーンは印象的。ナイジェルの喜ぶ姿を見るとこちらまで嬉しくなった。

全体的にテンポがよく、とても見やすかった。ファッションに興味がない人でも楽しめるのではないだろうか。
そしてこれを見たあとは心も体が軽くなった気がした。どんな困難なことも、アンディーがこなしてたことよりは全然マシだ、と思える。笑
元気と勇気がもらえる映画だった。
ぽん

ぽん