GAKKY

プラダを着た悪魔のGAKKYのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.0
2024年 / 再鑑賞

久しぶりに見たー!Netflixにあがってたのでついつい。

自分の選択を信じ続けるって相当な努力と体力が必要なことだし、全てが周りに理解される訳じゃない中でこうやって頑張って突き進む人って本当にかっこいいと思う。

こう言う人たちを見てると、どうかその人の周りの何かが原因で、そのキャリアや経験に妥協点をもうけたり、諦めてほしくないと心から応援したくなる。続けるも辞めるも、ミランダが言うようにその人の選択であってほしいし、それこそがその人の人生であってほしい。

ナイジェルが名前を呼ばれなかった時、彼はミランダを信じてる以上に自分を信じてるからこそ、ああ言う反応が出来たんだと思うし、それもまた彼の選択であって彼の意思だし、この作品の中でも素晴らしいシーンの一つだと思う。

悪魔と呼ばれる彼女も、突然いなくなったアンディの、その選択を尊重して応援してるからこそのエンディングだし、いじけ彼氏の言った通りじゃなくて、全てはアンディ自身の選択だと思う。

自分がどうなりたいのか、どうしたいのかが自由に選択できる時代に、あれこれ人のせいにする人が世の中多すぎる。
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